社民党沖縄県連は15日、執行委員会を開き、引退表明している照屋寛徳衆院議員(74)=沖縄2区=の公認として、同県北中城村の新垣邦男村長(63)を擁立する方針を賛成多数で決定した。新垣氏の了承を得た上で、社民全国連合への公認申請を目指す。
県連委員長の照屋大河県議は記者会見で「沖縄2区は社民党が6期連続で勝ち抜いてきた選挙区であり、米軍普天間飛行場(宜野湾市)を抱える選挙区でもあるので、何としても勝ちに行きたい」と語った。
社民党は立憲民主党との合流協議を進めているが、照屋委員長は「政治の状況に応じて協議を行わなければならないが、社民党の公認候補としての要請をしていく」と述べた。沖縄県内での野党共闘「オール沖縄」の枠組みでは、沖縄2区に対立候補を立てないことなどを申し合わせる意向だ。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース